宇宙の旅路 — ランドマーク解説
ゲームの進捗ゲージは、1段消すごとに 1m ずつ地球から遠ざかっていきます。ここでは通過する 106 か所のランドマークを距離の順に並べ、それぞれの天体や高度について解説します。距離はすべて実際の値(地球からの高度、または地球からの距離)にもとづいています。
地上から大気圏へ
地球 0.0 m
私たちの故郷。直径約12,742km、太陽から約1億5,000万km離れた第3惑星。表面の約71%が海で覆われ、生命が確認されている唯一の天体。この旅は地表の発射台から始まり、1段消すごとに1mずつ宇宙へ向かって進む。
発射台 10.0 m
ロケットが離陸する場所。打ち上げ直後のロケットは自重の大半が燃料で、燃料を燃やしながら軽くなることで加速していく(ツィオルコフスキーのロケット方程式)。
ビルの屋上 50.0 m
高さ50mはおよそビル15階分。この高さでも地表と気圧はほとんど変わらないが、風は地上より強くなる。
雲の高さ 100.0 m
層雲や霧などの低い雲は高度100m程度から現れる。雲は水蒸気が冷えて小さな水滴や氷の粒になったもので、粒が小さいため浮かんで見える。
東京タワー 333.0 m
1958年に完成した高さ333mの電波塔。当時は自立式鉄塔として世界一の高さだった。使われた鋼材の一部は朝鮮戦争で使われた戦車を再利用したものと言われる。
スカイツリー 634.0 m
2012年開業、高さ634mで日本一高い建造物。634は「むさし(武蔵)」の語呂合わせ。地震対策として五重塔の心柱にヒントを得た「心柱制振」を採用している。
ブルジュ・ハリファ 828.0 m
ドバイにある高さ828m、世界で最も高い建物(2010年完成)。最上階では地上より気温が約6℃低く、日没が地上より2分ほど遅く見えるため、上層階の住人はラマダンの断食を長く続ける必要があるとされた。
高度1km 1,000 m
対流圏では高度が1km上がるごとに気温が約6.5℃下がる。この「気温減率」が雲や雨を生む大気の対流の原動力になっている。
積雲の上 2,000 m
晴れた日に浮かぶ綿のような積雲の底はおよそ高度2km前後。積雲が発達すると高さ10km以上の積乱雲になり、雷や豪雨をもたらす。
富士山頂 3,776 m
標高3,776m、日本最高峰。山頂の気圧は地上の約3分の2で、水は約88℃で沸騰する。酸素が薄いため高山病に注意が必要な高さ。
高度5km 5,000 m
大気の約半分がこの高度より下にある。気圧は地上の約半分になり、慣れていない人は数分で息苦しさを感じ始める。
エベレスト 8,849 m
標高8,849m、世界最高峰(ヒマラヤ山脈)。山頂の酸素は地上の約3分の1で、8,000m以上は「デスゾーン」と呼ばれ、人体が長期間生存できない。
旅客機の巡航高度 11,000 m
ジェット旅客機は高度10〜12kmを飛ぶ。空気が薄いため抵抗が少なく燃費が良い一方、機外は気温−50℃前後、気圧は地上の4分の1ほどで、機内は与圧されている。
成層圏 20,000 m
高度約11〜50kmの層。対流圏と違って高度が上がるほど気温が上がる(オゾンが紫外線を吸収して発熱するため)。大気が安定しているため雲はほとんどできない。
気象観測気球 31,000 m
世界中で1日2回、ラジオゾンデを吊るした気球が打ち上げられ、高度30km付近まで気温・湿度・風を測る。気球は膨張して破裂し、観測器はパラシュートで降りてくる。
スカイダイビング世界記録 39,000 m
2014年、アラン・ユースタスが高度41,419mから気球で降下し、音速を超えて落下する記録を樹立した。上空は真空に近く、宇宙服型の与圧服が必要だった。
オゾン層 50,000 m
高度約20〜30kmを中心にオゾン(O3)が集まり、太陽からの有害な紫外線を吸収している。1980年代にフロンによる「オゾンホール」が発見され、モントリオール議定書で規制された結果、回復に向かっている。
中間圏 80,000 m
高度約50〜80km。大気中で最も寒い層で、上端は−90℃近くになる。流星が光るのは主にこの層で、宇宙の塵が大気との摩擦で発光する。
宇宙空間と地球周回軌道
カーマン・ライン(宇宙の入口) 100,000 m
高度100kmは国際的に「宇宙の始まり」とされる境界。この高度より上では空気が薄すぎて翼で揚力を得られず、軌道速度で飛ぶしかないことから定義された。
大気圏再突入高度 120,000 m
宇宙船が地球に戻るとき、高度120km付近から大気の抵抗を強く受け始める。秒速7〜8kmで突入するため空気が圧縮されて数千℃に達し、耐熱シールドが不可欠。
熱圏 150,000 m
高度80〜600km程度。太陽の紫外線やX線を吸収して気温は1,000℃を超えるが、空気が極端に薄いため実際に「熱い」とは感じない。国際宇宙ステーションもこの層を飛んでいる。
オーロラの高さ 250,000 m
オーロラは太陽から来た荷電粒子が大気の酸素や窒素にぶつかって光る現象で、主に高度100〜300kmで輝く。緑は酸素、赤は高高度の酸素、紫や青は窒素の光。
スターリンク衛星 340,000 m
SpaceXの通信衛星群で、高度約550kmに数千機が周回する。低軌道のため通信の遅延が小さい一方、天文観測への光害や宇宙ゴミ増加が課題になっている。
国際宇宙ステーション 400,000 m
高度約400kmを秒速7.7kmで飛び、約90分で地球を一周する。2000年から宇宙飛行士が常駐し、1日に16回の日の出を見る。サッカー場ほどの大きさで、肉眼でも明るい星のように見える。
ハッブル宇宙望遠鏡 550,000 m
1990年に打ち上げられた口径2.4mの宇宙望遠鏡。大気の揺らぎがない宇宙から観測し、宇宙の膨張が加速していることの発見など数々の成果を上げた。
極軌道衛星 800,000 m
北極と南極の上空を通る軌道。地球が下で自転するため、1日で全地表を観測できる。気象衛星や地球観測衛星に使われる。
高度1,000km 1,000,000 m
低軌道の上限付近。この高さでもわずかに大気があり、衛星は少しずつ減速して数百年〜数千年で落下する。
高度2,000km 2,000,000 m
低軌道(LEO)と中軌道(MEO)の境界。ここから上は人工衛星が比較的少なく、放射線が強い領域に入っていく。
ヴァン・アレン帯 3,000,000 m
地球の磁場に捕らえられた高エネルギー粒子の帯。内帯は高度1,000〜6,000km付近。1958年、米国初の人工衛星エクスプローラー1号が発見した。宇宙船はここを素早く通過するよう設計される。
高度5,000km 5,000,000 m
地球の半径(約6,371km)に近づく高さ。ここまで来ると地球はもう「地面」ではなく、丸い天体として視界に収まる。
高度1万km 10,000,000 m
地球の直径に近い距離。ここから見ると地球は満月の約5倍の大きさに見える。
GPS衛星 20,200,000 m
高度約20,200kmを約12時間で周回する測位衛星群。衛星の時計は相対性理論の効果で1日に約38マイクロ秒ずれるため、補正しないと位置が1日で約10kmも狂う。
静止軌道 35,786,000 m
高度35,786kmの円軌道は周期がちょうど24時間になり、地上から見て衛星が空の一点に止まって見える。気象衛星ひまわりや放送衛星がここにある。1945年にアーサー・C・クラークが提唱した。
高度5万km 50,000,000 m
静止軌道を越えた領域。ここから先、人工物はぐっと少なくなり、月へ向かう探査機だけが通る道になる。
高度10万km 100,000,000 m
地球〜月の距離の約4分の1。アポロ宇宙船はこの距離を打ち上げから約半日で通過した。
地球と月の中間点 192,000,000 m
約19万km。この付近で地球の引力と月の引力の影響が入れ替わり始める。ここから見ると地球と月はほぼ同じ大きさに見える。
月 384,000,000 m
地球から平均38万4,400km。1969年アポロ11号で人類が初めて降り立った天体。地球の潮の満ち引きは主に月の引力で起きている。月は毎年約3.8cmずつ地球から遠ざかっている。
太陽系
高度50万km 500,000,000 m
月の軌道を越えた地点。月より遠くへ行った人間はまだいない(アポロ13号の記録が約40万km)。
高度100万km 1,000,000,000 m
地球の重力圏(ヒル球)の端に近い距離。この先は太陽の引力が支配する空間になる。
ラグランジュ点 L2 1,500,000,000 m
地球から太陽と反対方向に約150万km。地球と太陽の引力と遠心力が釣り合い、物体が同じ位置関係を保てる特別な場所。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2022年からここで観測している。
高度300万km 3,000,000,000 m
月の軌道の約8倍。地球はもう小さな青い点にしか見えない。
高度1,000万km 10,000,000,000 m
太陽までの約15分の1。光でも33秒かかる距離で、地球との通信に往復1分以上のズレが出始める。
高度2,000万km 20,000,000,000 m
探査機が惑星へ向かう「惑星間空間」。太陽風(太陽から吹き出すプラズマの流れ)が秒速400kmで吹き抜けている。
金星(最接近) 41,000,000,000 m
金星は地球に最も近づく惑星(約4,100万km)。二酸化炭素の厚い大気による温室効果で表面は約460℃、気圧は90気圧。地球とほぼ同じ大きさだが環境は正反対。
火星(最接近) 55,000,000,000 m
約2年2か月ごとに地球と火星は接近し、最短で約5,500万kmになる。この時期を狙って探査機が打ち上げられる。
火星 78,000,000,000 m
太陽から4番目の惑星。表面が酸化鉄で赤く見える。かつて液体の水があった証拠が多数見つかっており、NASAの探査車が今も地表を調べている。人類が次に降り立つ目標。
水星 92,000,000,000 m
太陽に最も近い惑星。昼は430℃、夜は−180℃と温度差が極端。大気がほとんどなく、表面は月のようにクレーターだらけ。1年(公転)が88日しかない。
太陽(1天文単位) 149,600,000,000 m
地球〜太陽の平均距離1億4,960万kmを「1天文単位(AU)」と呼ぶ。太陽の光は約8分20秒かけて地球に届く。太陽は直径が地球の109倍、質量は太陽系全体の99.8%を占める。
火星軌道の外側 230,000,000,000 m
太陽から約1.5AU。ここを越えると「内惑星」の領域を抜け、岩石惑星から巨大ガス惑星の世界へ移る。
準惑星ケレス 300,000,000,000 m
小惑星帯最大の天体(直径約940km)。2006年に準惑星に分類された。地下に塩水の海がある可能性が探査機ドーンによって示された。
小惑星帯 420,000,000,000 m
火星と木星の間、太陽から2〜3.5AUに広がる岩石の帯。数百万個の小惑星があるが、実際は互いに何百万kmも離れており、探査機は衝突の心配なく通過できる。
木星 630,000,000,000 m
太陽系最大の惑星で、直径は地球の11倍、質量は他の惑星すべてを合わせた2.5倍。大赤斑は地球より大きな嵐で、300年以上続いている。強い磁場と放射線帯を持つ。
木星の衛星圏 750,000,000,000 m
木星には95個以上の衛星がある。イオは火山活動が活発、エウロパは氷の下に海があり生命の可能性が期待され、ガニメデは太陽系最大の衛星(水星より大きい)。
土星 1,400,000,000,000 m
氷と岩の粒でできた美しい環を持つ。密度が水より小さく、巨大な海があれば浮くほど軽い。衛星タイタンには窒素の厚い大気とメタンの湖がある。
土星の輪の外縁 1,500,000,000,000 m
主要な環の直径は約28万kmもあるのに、厚さはわずか10m〜1km。環は氷の粒が集まったもので、数億年で消えてしまう可能性がある。
天王星 2,700,000,000,000 m
自転軸が98度傾き、横倒しで転がるように公転する惑星。メタンを含む大気で青緑色に見える。1781年、ウィリアム・ハーシェルが望遠鏡で発見した最初の惑星。
海王星 4,500,000,000,000 m
太陽系で最も遠い惑星(約45億km)。太陽の光は届くまで4時間以上かかる。時速2,000kmという太陽系最速の風が吹く。1846年に計算で位置が予測されてから発見された。
ハレー彗星の遠日点 5,200,000,000,000 m
約76年周期で地球に近づくハレー彗星は、最も遠ざかると海王星軌道の外側(約35AU)まで行く。次に地球へ戻るのは2061年。
冥王星 5,900,000,000,000 m
1930年に発見され、2006年まで第9惑星とされていた準惑星。2015年、探査機ニュー・ホライズンズが接近し、ハート型の氷の平原「トンボー領域」を撮影した。
カイパーベルト 7,000,000,000,000 m
海王星の外側、30〜50AUに広がる氷の小天体の領域。冥王星もここに属する。短周期彗星の多くはここから来る。
準惑星エリス 10,000,000,000,000 m
2005年に発見された準惑星で、冥王星より重い。この発見が「惑星の定義」の議論を呼び、冥王星が準惑星に再分類されるきっかけになった。
太陽圏の境界(100AU) 15,000,000,000,000 m
太陽風が星間物質とぶつかって止まる「ヘリオポーズ」。ここが太陽系の「風の届く範囲」の端。ボイジャー1号は2012年にここを越え、星間空間に入った。
ボイジャー2号 18,000,000,000,000 m
1977年打ち上げ。木星・土星・天王星・海王星の4惑星すべてを訪れた唯一の探査機。2018年に星間空間へ到達し、今も微弱な信号を送り続けている。
ボイジャー1号 24,000,000,000,000 m
1977年打ち上げ、人類が送り出した最も遠い物体(約240億km)。地球の音や音楽を収めた「ゴールデンレコード」を搭載。1990年に撮影した「ペイル・ブルー・ドット」は60億km彼方から見た地球の写真。
高度1,000億km 100,000,000,000,000 m
約670AU。太陽はもはや明るい星のひとつにしか見えず、太陽光は地球の40万分の1の明るさになる。
準惑星セドナの遠日点 135,000,000,000,000 m
セドナは太陽から最大約900AU(1,350億km)まで遠ざかる、極端な楕円軌道を持つ天体。1周に約1万1,400年かかる。
内オールト雲 450,000,000,000,000 m
約2,000〜5,000AUに広がるとされる氷天体の円盤状の領域。まだ直接観測されたことはなく、理論的に存在が予測されている。
恒星の世界
オールトの雲(1光年) 9,460,700,000,000,000 m(約 1 光年)
太陽系を球状に取り囲む彗星の「巣」。数兆個の氷の天体があると考えられ、ここまでが太陽の重力圏、つまり太陽系の本当の端。1光年は約9兆4,600億km。
プロキシマ・ケンタウリ 40,113,368,000,000,000 m(約 4.24 光年)
太陽に最も近い恒星(4.24光年)。太陽よりずっと小さく暗い赤色矮星で、地球サイズの惑星プロキシマbが発見されている。現在の探査機では到着に数万年かかる。
シリウス 81,362,020,000,000,000 m(約 8.6 光年)
夜空で最も明るい恒星(おおいぬ座)。太陽の約25倍明るく、白色矮星の伴星を持つ連星。古代エジプトではシリウスの出現がナイル川の氾濫の目印だった。
プロキオン 104,067,700,000,000,000 m(約 11 光年)
こいぬ座の一等星、11光年。シリウス・ベテルギウスとともに「冬の大三角」を作る。名前はギリシャ語で「犬の前」の意味で、シリウスより先に昇ることから。
アルタイル 157,993,690,000,000,000 m(約 16.7 光年)
わし座の一等星で、七夕の「彦星」。自転が非常に速く(約9時間で1回転)、遠心力で赤道方向に膨らんだ形をしている。
ベガ 236,517,500,000,000,000 m(約 25 光年)
こと座の一等星で、七夕の「織姫」。約1万2,000年後には地球の歳差運動により北極星になる。天文学の明るさの基準(0等級)に使われた星。
アルクトゥルス 350,045,900,000,000,000 m(約 37 光年)
うしかい座の赤色巨星で、北半球で最も明るい恒星のひとつ。太陽の約25倍の大きさ。「熊の番人」を意味する名前を持つ。
アルデバラン 614,945,500,000,000,000 m(約 65 光年)
おうし座の「牛の目」にあたる赤色巨星、65光年。パイオニア10号は約200万年後にこの星の近くを通過する予定。
100光年 946,070,000,000,000,000 m(約 100 光年)
ここから地球を見ると、届く光は100年前のもの。地球で電波放送が始まった頃の電波が、ちょうどこのあたりまで広がっている。
スピカ 2.365e18 m(約 250 光年)
おとめ座の一等星。太陽の約2,000倍の明るさを持つ青白い高温の星で、実は2つの星が4日で回り合う連星。「春の大曲線」の終点。
プレアデス星団 4.201e18 m(約 444 光年)
日本名は「すばる」。約1億年前に生まれた若い星の集団で、肉眼で6〜7個、望遠鏡なら数百個の星が見える。清少納言も枕草子で「星はすばる」と詠んだ。
アンタレス 5.203e18 m(約 550 光年)
さそり座の心臓にある赤色超巨星。太陽の約700倍の直径があり、太陽の位置に置くと火星の軌道まで飲み込む。名前は「火星(アレス)に対抗するもの」の意味。
ベテルギウス 6.055e18 m(約 640 光年)
オリオン座の赤色超巨星。すでに寿命の末期にあり、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない。爆発すれば昼間でも見えるほど明るく輝くと予想される。
リゲル 8.136e18 m(約 860 光年)
オリオン座の青白い超巨星。太陽の約12万倍の明るさを放つ。ベテルギウスと対をなし、日本では「源氏星」とも呼ばれた。
オリオン大星雲 1.230e19 m(約 1,300 光年)
オリオン座の「三ツ星」の下にある巨大なガス雲で、新しい星が次々と生まれている「星の工場」。肉眼でもぼんやり見える、最も身近な星形成領域。
はくちょう座デネブ 2.460e19 m(約 2,600 光年)
夏の大三角のひとつ。約2,600光年とかなり遠いのに一等星として輝く、銀河系でも屈指の明るさ(太陽の約20万倍)を持つ超巨星。
かに星雲 6.149e19 m(約 6,500 光年)
1054年、藤原定家の「明月記」にも記された超新星爆発の残骸。中心には1秒に30回転する中性子星(パルサー)があり、今も膨張を続けている。
イータ・カリーナ星雲 7.096e19 m(約 7,500 光年)
南天にある銀河系最大級の星雲。中心の星イータ・カリーナは太陽の100倍以上の質量を持ち、1840年代に大爆発を起こして一時期シリウスに次ぐ明るさになった。
1万光年 9.461e19 m(約 10,000 光年)
天の川銀河の直径の10分の1。ここまで来ると、地球は銀河の腕の中の無数の星のひとつに埋もれて見つけられない。
天の川銀河の中心 2.460e20 m(約 26,000 光年)
いて座の方向、約2万6,000光年先。中心には太陽の400万倍の質量を持つ超巨大ブラックホール「いて座A*(エースター)」があり、2022年にその姿が撮影された。
銀河の向こう側 4.730e20 m(約 50,000 光年)
銀河中心を越えた反対側。星や塵に隠されて地球からは見えない領域で、「銀河の裏側」の構造は近年の観測でようやく分かり始めた。
銀河から宇宙の果てへ
天の川銀河の直径 9.461e20 m(約 100,000 光年)
私たちの銀河は直径約10万光年の渦巻銀河で、2,000億〜4,000億個の星を含む。太陽系は中心から約2万6,000光年の腕の中にあり、約2億年で銀河を1周する。
大マゼラン雲 1.514e21 m(約 160,000 光年)
天の川銀河を回る伴銀河で、南半球で肉眼で見える。1987年、ここで起きた超新星のニュートリノを日本のカミオカンデが捉え、小柴昌俊博士のノーベル賞につながった。
小マゼラン雲 1.892e21 m(約 200,000 光年)
大マゼラン雲とともに南の空に浮かぶ小さな銀河。1912年、ここのセファイド変光星の研究から、星までの距離を測る方法(周期光度関係)が発見された。
100万光年 9.461e21 m(約 1,000,000 光年)
天の川銀河の外。ここから地球の方向を見ても、天の川全体が空に浮かぶひとつの渦巻きとして見えるだけ。
アンドロメダ銀河 2.365e22 m(約 2,500,000 光年)
約250万光年先にある、肉眼で見える最も遠い天体。天の川より大きく1兆個の星を持つ。秒速110kmで接近しており、約40億年後に天の川と衝突・合体すると予測されている。
さんかく座銀河 2.838e22 m(約 3,000,000 光年)
局部銀河群で3番目に大きな渦巻銀河。空の条件が良ければ肉眼で見える最遠の天体候補のひとつ。
局部銀河群の端 9.461e22 m(約 10,000,000 光年)
天の川・アンドロメダ・さんかく座銀河など約80個の銀河が重力で結びついた「局部銀河群」の境界。直径約1,000万光年。
おとめ座銀河団 5.109e23 m(約 54,000,000 光年)
約1,300〜2,000個の銀河が集まる巨大な銀河団。中心にある楕円銀河M87のブラックホールは、2019年に人類が初めて撮影したブラックホール。
1億光年 9.461e23 m(約 100,000,000 光年)
ここから見る地球の光は1億年前のもの。地球ではまだ恐竜が歩き回っていた白亜紀の姿が届いている。
かみのけ座銀河団 3.027e24 m(約 320,000,000 光年)
1933年、フリッツ・ツビッキーがこの銀河団の銀河の動きを調べ、見えている物質だけでは説明できない重力があることに気づいた。これが「ダークマター(暗黒物質)」の最初の証拠となった。
ラニアケア超銀河団 4.730e24 m(約 500,000,000 光年)
天の川銀河を含む10万個の銀河が属する超巨大構造で、2014年に定義された。名前はハワイ語で「無限の天空」。直径約5億光年。
10億光年 9.461e24 m(約 1,000,000,000 光年)
宇宙の大規模構造が見えるスケール。銀河は網の目のようなフィラメント状に分布し、その間には何も無い「ボイド」が広がっている。
クエーサー 3C 273 2.271e25 m(約 2,400,000,000 光年)
1963年に正体が突き止められた最初のクエーサー。銀河中心の超巨大ブラックホールにガスが落ち込む際に、銀河全体の何百倍もの光を放つ。24億光年先なのに明るい望遠鏡なら見える。
50億光年 4.730e25 m(約 5,000,000,000 光年)
この光が出発したころ、地球はまだ存在していなかった(地球誕生は約46億年前)。
100億光年 9.461e25 m(約 10,000,000,000 光年)
宇宙誕生から約38億年後の姿が見える距離。この時代は銀河が最も活発に星を作っていた「宇宙の正午」と呼ばれる。
最遠の銀河 GN-z11 1.268e26 m(約 13,400,000,000 光年)
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などで観測された、宇宙誕生からわずか4億年後の銀河。宇宙の膨張により、その光は134億年かけて地球に届いた。
宇宙マイクロ波背景放射 1.306e26 m(約 13,800,000,000 光年)
ビッグバンから約38万年後、宇宙が晴れ上がった瞬間の光の名残。全天から均一に届く電波で、1965年に偶然発見され、ビッグバン理論の決定的証拠となった。温度は絶対温度2.7K。
観測可能な宇宙の果て 4.399e26 m(約 46,500,000,000 光年)
光の速さでも宇宙の年齢(138億年)以内に届かない領域は観測できない。宇宙の膨張を考慮すると、その境界は現在約465億光年先にある。その先に何があるのかは、まだ誰も知らない。
各ランドマーク名をクリックすると、距離の比較や光の到達時間、ゲーム内での到達目安をまとめた個別ページが開きます。
※ 距離は代表的な値です。惑星や彗星は軌道上の位置によって地球からの距離が大きく変わるため、目安として最接近時や平均の値を使っています。